マツダは6月5日、マレーシアの生産販売統括会社マツダ・マレーシアが、イノコム社所有のマツダ車専用車体工場の取得し、車両組立工場の建設すると発表した。
<車両組立工場の完成予想図>
マツダ車専用の車体工場は、マツダ・マレーシアが所有権を取得する前提で、イノコム社が同社敷地内(ケダ州クリム)に建設し、4月より操業している。
マツダ・マレーシアが所有権を取得することで、マツダによる生産計画や品質管理などを柔軟に対応・反映することが可能となる。
車両組立工場は、マツダ・マレーシアの工場として、車体工場と同じ敷地内に5月下旬に着工しており、来年春に完成・稼働する予定。
合計で約1億リンギット(約30億円)を投資し、将来的には市場動向や生産車種の拡大などにより、年間2万台規模の生産を目指す。