昭和シェル石油は6月14日、コーポレートレポート2013(2012年12月期)を発表し、省エネルギーと地球温暖化防止の取り組み」では、物流における取組を紹介した。
陸上輸送では、安全性向上にも繋がる急加速の禁止や、アイドリングストップ、配送効率の向上によりCO2排出量削減を図っている。2012年は夏場の電力不足に対応するため、ローリー出荷ポンプの使用時間を制限して電力のピークカットを行った。
海上輸送では、製品輸送時に使用する内航船の大型化を進めることで、配送効率化や燃費向上を通してCO2排出量の削減に取り組んでいる。省燃費型電気推進船2船の継続利用を図るほか、すべての船で一層の燃費向上のため、燃費向上剤(助燃剤)の利用、運航速度コントロールによる低燃費運航を心掛けている、としている。