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シャープ/中国で、液晶パネル・モジュール工場を着工

2013年06月27日/生産

シャープは6月27日、中国電子信息産業集団(CEC)と第8.5世代の液晶パネル・モジュールの工場を合弁会社として運営することで合意した。

量産開始は2015年以降となる予定で、用途は主にテレビ向けとモニター・ノート PC・タブレット向けを想定している。

シャープは本工場が生産した価格競争力のある高付加価値液晶パネルを購入する権利を有している。

シャープが有する液晶事業の先進技術と戦略的パートナーであるCECの高効率な生産技術などを組み合わせることにより、競争力の高い液晶パネル・モジュールを安定的かつタイムリーに供給する体制を構築し、液晶事業の持続的な成長を図っていくとしている。

■合弁会社の概要
名称:南京中電熊猫平板顕示科技
所在地:中国江蘇省南京経済技術開発区恒誼路9
事業内容:TFT-LCDパネル、カラーフィルター及び液晶完成品モジュールの設計・製造・販売・サービス
資本金:175億元(約2781億円)(2013年6月26日レート換算)
設立年月日:2014年3月(予定)
決算期:12月
出資比率:CECグループ92%、シャープ8%

■工場の概要
着工時期:2013年8月(予定)
稼動時期:2015年6月(予定)
マザーガラスサイズ:2200mm×2500mm
投入能力:月6万枚
主な生産品目:TV/PCモニター/タブレット用高精細液晶パネル・モジュール

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