経済産業省が6月28日に発表した5月分の石油統計速報によると、5月の原油輸入量は1666万kl、前年同月比5.4%減と4か月連続で前年を下回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(508万kl、前年同月比7.4%減)、アラブ首長国連邦(355万kl、1.9%増)、カタール(217万kl、22.5%増)、クウェート(124万kl、10.4%減)、イラン(118万kl、86.0%増)、となっている。
中東依存度は83.0%、前年同月に比べ1.0ポイント増と4か月ぶりに前年を上回った。
燃料油の在庫は1082万kl、前年同月比2.4%減と4か月ぶりに前年を下回った。
油種別にみると、ガソリン、ナフサは前年同月を上回ったが、ジェット燃料油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。
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