国土交通省は10月4日、大規模災害発生時の広域物資拠点開設・運営ハンドブック(第一版)を発行するとともに、港湾の津波避難対策に関するガイドラインを策定した。
<広域物資拠点開設・運営ハンドブック(第一版)>
支援物資に関する広域物資拠点の選定・開設・運営に関して、事前に準備や、災害時における都道府県や物流事業者団体等の関係機関のオペレーションについての流れを整理し、まとめたもの。
今後、大規模災害が発生した際やそれを想定した実地訓練等で支援物資物流を取り扱う関係者の一助を目的とした内容となっている。
地方自治体の災害担当者などに配布する予定で、随時内容の更新も図っていく。
港湾の津波避難対策に関するガイドラインは、港湾管理者の役割、検討体制、市町村の地域防災計画や津波避難計画との連携、調整などの基本的考え方とともに、避難困難地域や津波避難施設の検討など、津波避難対策の策定方法などについて示している。
■広域物資拠点開設・運営ハンドブック(第一版)
http://www.mlit.go.jp/common/001013353.pdf
■港湾の津波避難対策に関するガイドライン
http://www.mlit.go.jp/common/001014486.pdf