日野自動車は10月22日、国土交通省にプロフィアのリコールを届け出た。
不具合の部分は原動機。
大型トラックで、 エンジン制御プログラム と 排気ガス再循環 (EGR)パイプの構造が不適切なため、停車中のDPR(排出ガス浄化装置)の自動再生と手動再生が頻繁に中断された場合に、EGRクーラ内でカーボンデポジットが生成されて吸気バルブに付着し、外気温が低い状態で長時間駐車されるとカーボンデポジットの粘度が増加することがある。
そのため、エンジン始動した際、吸気バルブが摺動不良となり、最悪の場合、バルブが折損し、異音が発生するとともにエンジンが停止するおそれがある。
改善措置は、全車両、エンジン制御プログラムを書き換えるとともに、EGRパイプを対策品に交換する。
リコール対象車の台数は計3755台。不具合の件数は52件、事故はない。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001015799.pdf