ヤマト運輸は10月25日、「クール宅急便」の常温仕分けで、ルールが守られていなかったとの新聞報道を認め、謝罪した。
「これまで、クール宅急便を利用客から健康被害などはないが、お客様・関係者の皆様方にご迷惑、ご心配をお掛けしたことを改めて深くお詫び申し上げます。」と謝罪した。
また「二度とこのような事態を招かないよう、さらなる品質の向上と、信頼の回復に努める」という。
クール宅急便は、届けるまでの工程で一時的に外気に触れる。その時間を最小化するため、ルールを定めて運用しているが、一部でルール通りに運用されていない事実があったとしている。
今後の対応については、クール宅急便に関わる全ての施設、営業所に対して再度ルールを徹底するとともに、さらに精度の高い調査を行った上、11月中に抜本的な対策を策定し、改めて報告するとしている。