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グッドマン/2014年度第1四半期の運用総資産240億ドル

2013年11月07日/物流施設

グッドマンは11月7日、グループの運用総資産が240億ドル超に拡大し、未実行ローンとエクイティコミットメント(銀行融資枠)は総額60億ドルに達し、短中期的に資産規模をさらに拡大できる資金力を備えていると発表した。

グローバルの機関投資家から四半期中に調達したエクイティは18億ドルにのぼり、物流不動産開発の分野で優れた実績と能力を備えたグッドマンへの期待を反映しているという。

現在、高品質な施設、確実な配送と業務効率アップを実現するコスト効果の高いソリューション需要の拡大を背景として、グッドマンは総額25億ドル、合計69案件の開発プロジェクトを確保している。

日本国内では、大阪で開発中の賃貸面積13万㎡の物流施設「グッドマン堺」は、竣工5か月前の現時点で、すでに100%リースアップが完了している。

グッドマン・ジャパン・コア・ファンド (GJCF)は、近代的な物流施設の供給がタイトな市場動向を反映して、99%という高い入居率を維持している。

同ファンドのポートフォリオを構成する安定収益型物件には、賃貸借契約更新時に賃料が増加する傾向も見られる、としている。

昨年末に再組成されたGJCFは、既に2億6000万ドルの新規エクイティを調達しており、グッドマンの出資持分売却による資金の循環により、新規開発や高品質な近代的物流施設の取得(松戸)への再投資を行っている。

開発計画では、GJCFの運用総資産は2年以内に15億ドルを超える見込み。GJCFでは1億ドルの新たな資金調達が進行中で、大阪湾岸に所在するグッドマン堺(100%賃貸借予約契約済み)の取得資金として活用される。

物流不動産に対する投資家の投資意欲は大変旺盛で、資金調達は目標額を上回る見込みで、余剰資金はグッドマンジャパンが計画する新たな開発機会への投資に充当する予定だ。

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