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三菱商事ほか/大船渡市の水産会社、工場建設を支援

2013年11月25日/生産

東日本大震災からの復興に取り組む森下水産は岩手銀行、東北銀行の支援に加え、三菱商事復興支援財団から5000万円の出資を受け、新工場建設に着手した。

新工場は来年夏頃に完成予定。新工場の完成により生産体制を拡充し、雇用規模を震災前の水準まで戻し、数年後には150名雇用する計画。

焼魚や煮魚に加え生食など消費者向け商品のラインナップを充実させると共に、対米国HACCP認定工場の強みを活かし、海外市場への展開も目指す。

森下水産は、岩手県大船渡市に本社工場、第2工場と冷蔵施設を持ち、サンマやイカ、サバなどの加工を手掛けている。

震災前の年間売上高は約12億円、従業員数は約100名で販路は全国に広がっていたが、東日本大震災の津波被害により工場や冷蔵施設が全壊した。2011年7月に一部生産を再開し、その後も順調に設備等を整え生産を回復している。

■森下水産の概要
本店所在地:岩手県大船渡市大船渡町字上平7-1
設立:1982年8月2日
資本金:1000万円
事業内容:冷凍、冷蔵業、水産物の加工販売 他
従業員数:95名

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