経済産業省が11月29日に発表した10月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1570万kl、前年同月比2.9%減と前年を下回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(490万kl、前年同月比4.1%減)、アラブ首長国連邦(369万kl、3.3%増)、カタール(191万kl、25.6%増)、ロシア(160万kl、61.0%増)、クウェート(99万kl、24.0%減)、となっている。
中東依存度は82.7%、前年同月に比べ1.6ポイント増と3か月ぶりに前年を上回った。
燃料油の在庫は1123万kl、前年同月比12.1%減と2か月連続して前年を下回った。
油種別にみると、ジェット燃料油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、A重油、B・C重油は前年同月を下回った。
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