川崎重工業は12月9日、航空機製品の生産・組立工場である名古屋第一工場で、ボーイング787を増産するため、工場建設に着手したと発表した。
名古屋第一工場南工場の東側隣接地に建設する新工場は、延床面積約6万㎡で、2014年度末竣工の予定。
川崎重工は、ボーイング787の生産で前部胴体、主脚格納部、主翼固定後縁を担当しており、新工場では既設工場と同種の生産設備を追加導入し、主として派生型機の前部胴体を生産する。
■新工場の概要
所在地:愛知県弥富市楠3-20-8
建物延床面積:約6万㎡(全長250m、幅194m、高さ21m)