日本通運は1月21日、千葉県市川市原木に「原木インターナショナルロジスティクスタウンNo.2(BILT-2)」を新設し、竣工した。
<原木インターナショナルロジスティクスタウンNo.2(BILT-2)>
6階建て、延床面積3万6676㎡の規模で、自家発電、太陽光発電の導入など、多様化・高度化する顧客の物流ニーズに応え、輸出入貨物を取り扱うためのセキュリティ面、危機管理面で万全な体制を整えている。
セキュリティ面では、高度な保安・品質管理が求められるハイテク機器・医療機器などの物流需要に幅広く対応するため、国際的なセキュリティ認証であるTAPA-Class Aの取得を予定し、同規格に準拠する各種セキュリティシステムを備えている。
危機管理面では、自家発電機の導入により大規模災害などの非常事態発生時のBCP対応を考慮しており、高付加価値の物流サービスを提供するる。
原木地区は、成田空港と羽田空港の中間に位置し、また東京港からも近く首都圏エリアの国際物流と国内物流の結節点で、東京税関も出張所を置くなど、航空・海上双方の国際貨物を取り扱う上で、利便性が高く、多くの物流拠点が所在している。
■日通航空原木インターナショナルロジスティクスタウンNo.2概要
住所:千葉県市川市原木2526-23
構造:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上6階建
敷地面積:2万6906.18㎡
延床面積:3万6676.30㎡(うち倉庫部分3万1829.96㎡、事務所部分3659.70㎡)
主な仕様:TAPA FSR2011準拠セキュリティシステム(TAPA-Class A認証取得予定)、自家発電機
太陽光パネル:太陽電池枚数828枚、最大出力207kW
設備:全館LED照明、外構ハイブリッド照明、外構遮熱舗装、荷物対応エレーベーター6基、高床ホーム、空調倉庫
阪急阪神エクスプレス/香港法人がTAPA FSR 2023 の認証を取得