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SBSロジコム/東洋運輸倉庫を吸収合併

2023年10月02日/SCM・経営

SBSロジコムは10月2日、同社が100%株式を所有する東洋運輸倉庫と、2023年10月1日をもって合併したと発表した。合併形態はSBSロジコムによる吸収合併で、存続会社はSBSロジコムとなる。

東洋運輸倉庫は 1960年に創業し、通関からエンドユーザーまで、アセット型複合一貫物流が強みの物流会社。主にアパレルやスポーツ用品などを取り扱い、東京臨海部の東扇島(神奈川県川崎市)、若洲(東京都江東区)に自社の大型倉庫を保有し、好立地の安定稼働で堅調な実績を上げてきた。

2021年 1月のSBSグループ入り後はその強みを活かしつつ、食品物流の倉庫運営に携わる等、業務を拡大。同社と東洋運輸倉庫は、事業領域や倉庫の立地が近く、親和性が高いことから、2社が経営統合することで、更なる相乗効果が発揮されると考え、合併合意に至ったという。

両社はすでに、一部事業の協業や人事面での交流を進めており、経営を一本化することで、シナジー効果を更に加速し、2社を含めたロジコムグループの総合力向上を目指す。

同社は、東洋運輸倉庫の64年にわたる複合一貫物流のノウハウと当社の強みである営業・現場オペレーション力と掛け合わせることで、SBSグループの2023‐2025中期経営計画「SBS Next Stage 2025」の達成に向けてまい進していくとしている。

■東洋運輸倉庫概要
本社:東京都新宿区西新宿 8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー25階
設立:1960年4月
株主: SBSロジコム100%
資本金:192百万円
従業員数:226名(2022年12月現在)
事業所:東扇島センター支店、若洲センター支店他、計4拠点
事業内容:倉庫業、通関業、倉庫業、通関業、第一種貨物利用運送業、保税蔵置場

■SBSロジコム
本社:東京都新宿区西新宿 8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー25階
設立:1940年(昭和15年)
親会社: SBSホールディングス
資本金:28億46百万円(2022年12月現在)
従業員数:1197名(2022年12月現在)
事業所:全国92拠点を設置
関係会社:SBSフレイトサービス、SBSロジコム関東、旭新運輸開発、東洋運輸倉庫
事業内容:SBSグループの物流事業のコア会社として、3PL・センター物流・倉庫・流通加工・運輸・通運・国際物流・館内物流・施設移転・オフィス移転など顧客のあらゆる物流ニーズを一貫したサービス体制でサポートしている。

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