NTTロジスコは4月10日、千葉県市川市にある千葉物流センタ内の新B棟を、竣工した。
＜千葉物流センタ新B棟＞
新B棟は、フロアあたり約4000㎡の4層倉庫部分に、事務所・荷物用エレベータや垂直搬送機を適所に配置した設計として、顧客ニーズに沿った区分割りで提供できる構造となっている。
倉庫有効天井高さは6mに設定し、保管ラック配置を考慮したスパン割りにするなど、高効率な荷物保管が可能な構造。
耐震性能は、耐震基準の1.25倍と高い性能を備えた安心・安全な構造となっており、設備面でも100％空調設備を完備するとともに、外壁にも金属サンドイッチパネルを使用して空調効率も高めている。
また、監視カメラ・入退室セキュリティ機器の標準装備、警備員の24時間配置を実施しており、セキュリティ対策も万全。
照明に関しても建物全体でLED照明を採用し、屋根面には太陽光発電設備を設置（2014年6月完成予定）するなど環境にも配慮している。
京葉道路原木ICから約1.5km、首都高速道路湾岸線千鳥町ICから約3.0kmの立地で、JR東日本京葉線二俣新町駅からも徒歩約5分、公共交通機関による顧客、従業員のアクセスについても絶好の環境。
■新倉庫棟の概略
所在地：千葉県市川市二俣717-88
構造：鉄骨造 地上8階建（倉庫フロア4階）
千葉・市川物流センタ全体面積：約8万3500㎡
主な仕様：荷物用エレベーター3基、垂直搬送機3基、ドッグレベラー7基、100％空調完備
