商船三井は5月15日、運航する北陸電力向け石炭専航船「ENERGY PROMETHEUS」が大島造船所大島工場で竣工した。
全幅を広げ喫水を浅くすることで水深の浅い港での積高最大化を追求した幅広浅喫水船型を採用、加えて最新鋭の設備を搭載することで高い経済性を実現している。
北陸電力向けに活躍し北陸各港で馴染みが深い商船三井運航石炭船と同じ「ENERGY PROMETHEUS」の名を冠して、長期積荷保証契約に基づき、石炭火力発電所向け石炭輸送の中心的役割を担う。
■ENERGY PROMETHEUS概要
全長:228.4m
全幅:36.5m
型深:19.89m
載貨重量:8万5555トン