UDトラックスは6月17日、国土交通省にクオンのリコールを届け出た。
不具合は動力伝達装置(プロペラシャフト)。
大型トラックのプロペラシャフトで、スプラインシャフトの寸法が小さいため、それと結合するフランジとの間の遊びが大きいものがあり、このフランジとスプラインシャフトを固定する締結用ボルトに過大な入力が生じることがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、ボルトが折損し、最悪の場合、プロペラシャフトが脱落し走行不能となるおそれがある。
リコール対象車の台数は計159台。不具合の件数はこれまでに計1件、事故はない。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001043446.pdf