サトーは6月24日、グループ会社のSATO Vicinity Ptyとサトーヘルスケアが共同で、独自のRFID技術(PJM技術)を駆使した新しい低コストなRFIDラベル印字照合システムを販売すると発表した。
PJMは、一般的なRFIDが「重ね読みができない」「金属に貼り付けると読み込めない」「水に弱い」といった課題を克服し、600個のタグを1秒で読み取ることができる高速・高精度なRFID技術。
発売するRFIDラベル印字照合システムは、従来の同等用途のシステムの約3分の1の低コストで、PJM RFIDに対応したプリンタ、ラベル、リーダー・バーコードリーダーとアプリケーションソフトを含む製品一式がセットとなっている。
RFIDラベル印字・エンコードとRFIDとバーコードのデータ照合に加え、バーコード印字検査までできる。
表示の絶対的な正確性を求めるヘルスケア業界、委託在庫管理や返品(再入庫)管理を行う顧客の需要を見込んでいる。