鈴与シンワートが7月30日に発表した2015年3月期第1四半期決算によると、売上高27億6500万円(前年同期比5.1%増)、営業損失1億800万円(前期は100万円の営業損失)、経常損失1億円(前期は100万円の経常利益)、当期損失1億円(前期は600万円の当期損失)となった。
倉庫事業は、芝浦倉庫は堅調に推移したが、東扇島倉庫の賃貸料の値下げと大井地区倉庫の空坪の発生により、売上高は2億4400万円(5.9%減)となった。
港運事業は、建材埠頭でのスポット作業および骨材取扱の減少と、原糖の本船作業が7月度に持ち越されたため、売上高は1億4500万円(4.4%減)となった。
陸運事業は、小麦粉輸送は堅調に推移したが、セメント輸送の減少による減収のため、売上高は3億6900万円(3.4%減)となった。
結果、物流事業の売上高は7億5900万円(4.4%減)となった。
営業利益は、陸運事業の減収により減益となり、7200万円(15.1%減)の利益となった。
通期は、売上高124億2000万円(5.5%増)、営業利益3億5700万円(3.3%減)、経常利益3億4000万円(3.4%減)、当期利益2億円(11.6%増)を見込んでいる。