日本通運は9月10日、出荷作業時に必要な「出荷検品」「送り状発行」「納品書(専用受領書)印刷」「受領書回収管理」の4つの機能をパッケージ化したシステム「S-Printer マルチアイ」(スプリンター マルチアイ)を発売した。
「S-Printer マルチアイ」は、商品についているバーコードをバーコードリーダーから読み取り、事前に取り込んでおいた顧客の出荷データーをもとに「送り状」「納品書(専用受領書)」を発行し、同時に出荷検品作業が行なえる。
納品完了時には専用受領書を回収、納品が完了したかをデーター化していち早く顧客へその情報を提供する。これにより、顧客は配達状況の把握や納品先へ請求準備などがスムーズに行なうことができる。
これまで、送り状の発行と納品伝票の回収について、顧客の発送先情報から送り状を発行するシステム「S-Printer」と、納品伝票の回収、管理を行なうシステム「Navi-Return」を商品化して顧客へ提供していた。
その都度顧客にあったシステムをカスタマイズして提供する。
「出荷検品」「送り状発行」「納品書印刷」「受領書回収管理」の4つの機能を一緒にする顧客が多く、複数の作業を同時に行なえるサービスへのニーズが高まっていた。