JR貨物は9月10日、全国通運連盟、鉄道貨物協会と、鉄道コンテナ輸送の品質向上を目的としたキャンペーンを全国で実施すると発表した。
10月1日から10月31日をプレ期間とし、11月1日から12月31日を本期間として取り組む。
実施内容は、コンテナ荷役作業の改善で、フォークリフトオペレータに対する効果的な教育・訓練と 貨物事故多発品目・区間に重点を置いたフォークリフト作業の注意喚起。
コンテナ内貨物養生の改善では、ホームページ上で輸送品質向上に関わる取組み、養生改善事例等を公開し、鉄道利用運送事業者に対する養生資材の導入支援、養生資材カタログを整備する。
コンテナ清掃では、鉄道利用運送事業者と共同で空コンテナの状態確認とフォローをそれぞれ実施する。
全国のコンテナ取扱駅等で「のぼり」の掲出、啓発ポスターの掲示、コンテナ内部映像撮影サービスの有償提供開始、過積載・偏積載防止の取組みも実施する。