兼松日産農林は9月16日、関東工場が原材料・製品在庫の外部倉庫への保管料や運送費用が嵩むなどの高コスト構造であるため、赤字の状況が継続したことから関東工場を閉鎖すると発表した。
今後、保存木材事業の効率を高めるため、製造コスト面で優位にある東北工場を強化し、関東工場は閉鎖する。
関東工場所在の保存木材部営業課、技術ソリューション部、マッチ部は移転し、営業を継続する。
なお、関東工場は、東京都内唯一の木材保存処理工場として操業を継続してきた。
■閉鎖する関東工場の概要
住所：東京都江東区新木場3-2-12
敷地面積：3583㎡
製造品目：乾式、湿式保存処理木材
従業員数：8名
生産終了日：2015年3月末日
