NTTコミュニケーションズは10月7日、日本郵便にNTT Comの全国統一受付番号「ナビダイヤル」とクラウド型PBXサービス「Arcstar Smart PBX」などを組み合わせたソリューションを提供すると発表した。
郵便局から、資金管理に関する社内の問い合わせを一元的に受け付けるために新設した「資金管理センター」の問い合わせ対応業務に採用したもので、資金管理センターを東日本に設置しており、東日本の一部(約5000の郵便局からの問い合わせ対応)を対象に6月より運用を開始している。
10月3日には、西日本に設置する予定の資金管理センターでもこのソリューションの採用が決定し、最終的には東日本全域と西日本を含めた全国約2万4000の郵便局からの問い合わせをカバーする形で、2015年度に順次運用を開始する。
このソリューションでは、PBXのクラウド化によって、導入費用を従来のオンプレミス型PBXで実現した場合と比べて大幅に抑え、導入までの工事期間の短縮も実現しているという。