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SAPジャパン/リアルタイムのサプライチェーンを実現する新製品

2014年10月07日/SCM・経営

SAPジャパンは10月7日、クラウド型の新製品「SAP Integrated Business Planning」を提供開始したと発表した。

SAP HANAプラットフォームによる高速処理と、SAP Cloudが実現する短期導入によって、エンド・トゥ・エンドな需要と供給ネットワークの中でリアルタイムな情報の分析とアラート共有を行うことを目的に開発した。

グローバル化対応機能、最新の最適在庫配備アルゴリズム、サプライチェーンの鳥瞰(ちょうかん)監視機能を通じ、戦略実行計画(Sales and Operation Planning)に関して互いに協調して機能する環境を提供する。

このサービスは、「SAP Integrated Business Planning for sales and operations」、「SAP Integrated Business Planning for inventory」、「SAP Integrated Business Planning for supply」と、「SAP Supply Chain Control Tower」で構成。統合ビジネスプランニングに関するこれら4種類のアプリケーションを使用する。

これにより、プランニングの合意と調整を地域・組織を横断して一元化することにより、意思決定の最適化が促進される。

SAP HANAプラットフォームの高速処理を活用することで、市場の需要変化に迅速に対応するための戦略実行計画の立案、リアルタイムな実績予測の共有、戦略と実行計画の密連携等を実現する。

単一の共通データモデルを通じ、より一貫性のある実行計画立案が可能となる。さらに、需要ネットワークの複雑性と不透明性を可視化し、例外状況の早期発見と対応策の即時化を促進する。

SAP Cloudポートフォリオを通じ、シンプルかつ短期間でのシステム稼動と早期での利用効果創出を実現するとしている。

問い合わせ
SAPジャパン
TEL:0120-786-727
http://www.sap.com/japan/contactsap

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