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マルイチ/次世代型の冷凍車用間仕切「エコールド・ボンドレス」を発売

2014年10月14日/IT・機器

マルイチは、熱によるプレス溶着製法(プレパック)を用いて、ボンド使用量を従来と比べて95~100%カットした次世代型の冷凍車用間仕切「エコールド・ボンドレス」を物流魂シリーズ第4弾として発売する。

<次世代の冷凍車用間仕切「エコールド・ボンドレス」>
20141014maruichi1 - マルイチ/次世代型の冷凍車用間仕切「エコールド・ボンドレス」を発売

これまでの製品「エコールドマット」は同一庫内で異温度帯の輸送を可能にした冷凍車用間仕切だが、「エコールド・ボンドレス」はボンドの使用を極限まで抑え、生鮮食品や医薬品の輸送により適した安心、安全設計となっている。

冷凍車用間仕切は表皮の接着に多量のボンドを使用しているが、ボンドを使用すると製作後1か月は揮発が続き、その後も完全に揮発がなくなるものではないため人体や輸送物への悪影響が懸念される。

「エコールド・ボンドレス」は独自の「プレパック製法」により、本体を完全プレス溶着することでボンドの使用を従来製法の95~100%カットすることに成功した。

生鮮食品や医薬品などの輸送も安心して行うことができる。また、熱プレスにより密閉することで内部の結露を遮断し、芯材を痛めることなく長期使用が可能という。

<マルイチオリジナルのヒンジ式フック>
20141014maruichi2 - マルイチ/次世代型の冷凍車用間仕切「エコールド・ボンドレス」を発売

大きな特徴としてヒンジ式のオリジナルフックを実装。トラックレールに直接装着することができ、扉のようにスムーズに開閉できる。フックにより固定することができるので、荷物の積み降ろし時の労力を大きく削減できる。

これまでのように力任せに蹴り上げて開閉する必要がなく、本体とキックガードの破損も軽減する。

製造過程を大幅に簡素化することに成功し、製造コストの大幅カット、納期の短縮化を実現。実際のモニター試験においても従来製品と遜色のない結果を示しており、優れた保冷性能を有している。

使用する部材にもこだわり、表皮は0.75mm厚の国産ターポリンを、金具は錆に強いステンレス製、ベルトは強度抜群のキトー製を使用する。パッチによる部分補修が可能となり、ユーザーが独自に補修できるキットの販売も予定されている。買い替えコストの大幅削減を見込むこともできる次世代の間仕切として販売していく。

■問い合わせ
マルイチ
神奈川県厚木市酒井3162マルイチビルヂング7F
TEL:046-220-1701
info@maruichi-tec.co.jp
http://www.maruichi-tec.co.jp

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