JDAソフトウェア/新世代サプライチェーン管理サービス、提供開始

JDAソフトウェア・ジャパンは10月20日、新世代SCMソリューションの「JDA(R) Flowcasting(TM)(フローキャスティング)」を活用したSCMクラウドサービス、「フローキャスティング・プログラム」を発表、2015年1月から提供を開始すると発表した。

フローキャスティング・プログラムは、長年の課題であったメーカ/サプライヤと小売企業との間のギャップを取り払い、直接的に全体最適化を実現するSCMクラウドでリアルタイムでの情報の共有を
実現する。

なお、JDAソフトウェア・ジャパンでは、初期の実証実験フェーズにおける参加企業を数社募集している。

フローキャスティング・プログラムは、メーカ/サプライヤと小売企業の両者が参画する、国内では初となるサプライチェーンの最適化を実現するサービスで、国内のSCM市場にパラダイムシフトをもたらす。

初期の実証実験フェーズでのこのプログラムは、アジア太平洋地域での重要拠点である日本市場で成果創出の早期実現を図るため、先行モデル企業となるメーカ/サプライヤ及び小売企業に対する支援を目的とするもの。

具体的な要素では、にはメーカ/サプライヤの倉庫から小売企業の店舗までを包括的なSCMモデルとして捉える。

店舗でのPOSデータを起点に、直近の需要予測を商品毎/店舗毎に算出。この需要予測によりサプライチェーン上流のRDC/DCあるいは工場や倉庫での補充計算を行い、このデータをメーカ/サプライヤと小売企業のベース計画とする。

ベース計画に対して、各種販売戦略(キャンペーン・イベント・価格変更等)の効果を反映した実行計画を作成する。

これらにより、従来からサプライチェーンの課題である情報や計画の分断、そしてブルウィップ効果を取り払い、店舗での生の需要データをメーカ/サプライヤの生産計画や供給計画に直接反映する。

フローキャスティング・プログラムの実証実験は既に米国で実施済み。業種により、さまざまなメリットを享受できることが確認されている。

小売業のメリットでは、調達サプライチェーンにおける商品納品予定情報や在庫予定(変動)情報の完全可視化。全域の在庫レベルを圧縮しながら店舗レベルの欠品を撲滅することによる販売機会損失の撲滅。

店舗レベルとDCレベル、そしてメーカ/サプライヤへの補充計画の自動作成、店舗や需要動向の分析を実現するとなっている。

メーカ/サプライヤのメリットでは、工場/販社倉庫から小売店舗までの流通サプライチェーン上の自社商品の在庫状況を完全可視化、店舗レベルでの需要動向が見えるので効果的な販売戦略の立案が可能となる。

ブルウィップ効果が無くなるので生産・物流が安定し、生産・供給の低コスト化が実現。販促費の低減(業界・商品によって)
も可能だ。

共通のメリットでは、需要/販売/補充計画/分析に欧米のSCM先行企業が採用している手法と同じものを活用可能。情報管理の粒度を詳細化することでより一層正確な分析、戦略立案が可能。クラウドサービスのためIT設備の手配や設置、IT要員の確保がほとんど不要ですぐに着手可能だ。次世代SCMへの変革や勝ち組形成の推進も図れる。

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