日立システムズエンジニアリングサービスは11月11日、クラウド型の物品管理システムを販売開始した。
作業現場で日々使用される保有資産(検査・計測機器、医療機材、放送機材など)に着目し、物品の貸出状況、ロケーション、稼働率、紛失防止等の管理を効率化する業種ごとのテンプレートを用意し、各業種の顧客にあったシステムを短期間かつ低コストで提供する。
PC、サーバー、什器など従来からあるIT資産や備品の管理用途だけではなく、 作業現場で日々使用される機材や商品に着目し、ロケーション(個々の所在位置、トレース)、貸出(予約から返却まで)、稼働率向上、紛失防止、利用状況分析などを管理するシステムをクラウドサービスとして提供する。
製造業向け、医療機関向けなど、業種ごとのテンプレートを用意し、医療機関では、医療機器などに影響を与えないように電磁波などが発生しないカラーコートを使って物品管理をするなど、業種特有の課題も解決できる物品管理システムを短期間・低コストで実現する。
2016年度末までに累計4億円の売上をめざす。