アリエル・ネットワークは12月2日、総合物流企業の流通サービスが、次世代情報共有基盤として、Webコラボレーションウェア「ArielAirOne Enterprise」を採用したと発表した。
流通サービスは、情報の交通整理を行うことで社内の情報流通の最適化を図り、業務効率を向上させていく。
独自のワークフローを構築することでスピードと内部統制の強化も図り、将来的には車両管理といった物流企業ならではのビジネスアプリケーションの利用も視野にアリエル・エンタープライズを活用。次の10年の成長のための業務基盤としていく予定としている。
流通サービスは、7年前に導入したグループウェアを利用する中で、掲示板の情報が氾濫し、情報の検索に時間を要するといった課題を抱えていた。
また、ワークフローのシステム化も求められていたため、グループウェアの刷新を検討。情報の交通整理とワークフローのシステム化が可能な製品を中心に選定を進めた。
通達向けの掲示板やディスカッションのための電子会議室、QA会議室など、目的に応じて使い分けられる多様な掲示板のテンプレートや、複数のポータルを構築するための細やかなアクセス権限設定、代理申請・承認、フローの途中での回覧先変更、一定期間後の自動承認といった複雑なワークフローの設定パターンなどが評価され、アリエル・エンタープライズが採用されたもの。
なお、流通サービスは、生協流通加工・化粧品通販出荷・生協個配等を事業基盤とする物流企業。