パルシステム千葉は9月26日、配送拠点である千葉県松戸市の松戸センターで、初導入となるEVトラックの納車式を開催した。
<カギのレプリカを受け取るパルシステム千葉 石井佐知子 業務執行理事(左)>
パルシステム千葉が初導入したEVトラックは、いすゞ自動車が製造する「ISUZU ELFmio(エルフミオ)」で、ドライバーの表情を見て異常を検知する「EDSS」(ドライバー異常時対応システム)などの機能を搭載しており、普通免許での運転が可能。
納車式は、いすゞ自動車首都圏京葉湾岸支店の中島光平氏、パルシステム千葉の石井佐知子 業務執行理事らが出席して開催された。
納車式で石井理事は「配送トラックではパルシステム千葉初のEV車両導入となり、組合員や職員にとって期待の第一歩となる。調査研究をしながら2030年までに増やしてゆき、ソーラーパネルや環境配慮型商品の取り扱いなどと併せ、総合的に環境負荷を軽減していく」と展望を語った。
パルシステム千葉では、委託協力会社の所有車も含め、パルシステム東京で6台、パルシステム神奈川で2台が導入されている他車種のEVトラックの性能や実績も参照し「ISUZU ELFmio(エルフミオ)」導入を決めた。
グループ内のEVトラック充電には、再生可能エネルギーをメインとした電源を活用。グループの配送・物流センターなど約7割の拠点では、太陽光などの自家発電やパルシステム電力が供給する「パルシステムでんき」を使用している。
パルシステム千葉/松戸センターにグループ9台目のEVトラックを導入