日通総合研究所は1月23日、「人材難時代の戦略的マテハン機器動向」セミナーを開催する。
経営資源が限られる昨今、戦略的な物流現場を構築するためには、保管、搬送、仕分け、ピッキング、情報システムなど、”マテリアルハンドリング(マテハン)”の多様な要素が欠かせない。
様々なマテハンを組み合わせて最適・最良の仕組みに仕上げることができれば、あらゆる物流現場ニーズに応えることができる。
今回、ロジスティクスとマテハンの関係、各種機器紹介、導入留意点、日本と欧米の比較、事例紹介など、総合的にマテハンを学べる講座を開催する。
■開催概要
日時:2015年1月23日(金)13:00~17:30(受付開始は12:40)
会場:日本通運本社ビル 4階 会議室C
東京都港区東新橋1-9-3
参加費:1名様/20,000円(税込)
定員:60名(最少開催人数:20名)
申込締切:1月21日(水)13:00
■詳細・申込み
https://www.nittsu-soken.co.jp/seminar/archives/semi74.html
■プログラム
13:00~13:05 オリエンテーション
13:05~13:25
1.マテハン(MH)合理化の目的
1.1 ロジスティクスとMH
-ロジスティクスの範囲とMHの関係を解説
1.2 MH合理化の目的と効果
-MH合理化によって得られるもの
13:25~13:50
2.MH機器開発の歴史
2.1 戦前から復興期・高度成長期
-荷役の時代からMHの時代へ
2.2 FAとDAそしてSCMの時代
-オートメーションからマネージメントの時代へ
2.3 モノを動かす技術から価値創造技術へ
-更にMHの進化の時代へ
2.4 近未来の技術と実用化の試み
-革新的MHソリューションの試み
13:50~14:50
3.主要MH機器
3.1 仕分け装置
-仕分け装置の機種・機能と用途
3.2 ピッキング機器
-ピッキング機器の機種・機能と用途
3.3 垂直搬送機
-垂直搬送機の機種・機能と用途
3.4 その他のMH機器
-パレタイザー、デパレタイザーの概要
14:50~15:00 休憩
15:00~16:00
4.主要保管機器
4.1 各種保管機器の概要と用途
-保管機器の機種・機能と用途
4.2 自動倉庫の導入メリット
-フロアー倉庫と比較してメリットを解説
4.3 自動倉庫の導入時の留意点
-導入時に留意する事項の解説
4.4 保管機器の比較(パレット系)
-作業面、在庫管理、保管、設置条件等の比較
16:00~16:15
5.海外のMH機器と国内のMH機器
5.1 米国におけるMH機器の動向
-米国のMH機器の動向と特徴(日本との比較)
5.2 欧州におけるMH機器の動向
-欧州のMH機器の動向と特徴(日本との比較)
16:15~16:45
6.人材難時代のMH機器の動向
6.1 センター内荷揃え・出荷の自動化
-パレット系荷揃え出荷・ケース系荷揃え出荷の自動化
6.2 物流後工程の省人化
-店舗納品の検品レス化・店舗内陳列棚別商品供給システム
6.3 各種MH機器のシステム化と管理
-最適MH機器の導入と管理システム
16:45~17:00
7.物流センター例
映像による物流センターの紹介
17:10~17:30
8.質疑応答
受講者からの質疑と応答
■講師プロフィール
池田 徳光氏
マテハン機器のリーディングカンパニーであるダイフクにて、低温物流倉庫を中心に国内外数多くのプロジェクト責任者として広く指揮を執る。現在では、日本MH協会技術参与として、物流講座の講師に就く。
■申込み・問い合わせ
日通総合研究所
ロジゼミ事務局
担当:高田(たかだ)
東京都港区東新橋1-9-3
日通本社ビル8F 日通総研内
TEL:03-6251-3277 (平日10時~18時)
https://www.nittsu-soken.co.jp/seminar/