ニッコンホールディングス(HD)の連結子会社、日本陸送の物流拠点「鈴鹿物流センター営業所」が8月1日、三重県鈴鹿市で竣工した。
鈴鹿椿工業団地にあり、新名神高速道路「鈴鹿PAスマートIC」から約0.3km(車で約3分)、東名阪自動車道「鈴鹿IC」から約4.5km(車で約7分)という利便性の高い立地。物流の効率化が望めるだけでなく、東西長距離輸送の中継地としても活用できる。
この拠点では、自動車関連製品の輸送・保管・流通加工など総合物流業務を行う。「太く運ぶ」という理念のもと、ダブル連結トラックなどの効率的な大量輸送を推進し、CO2排出量の削減にもつなげる。
倉庫は鉄骨造2階建てで、作業場の延床面積は1万3308.40m2。設備は貨物用エレベーター2基、垂直搬送機1基、トラック用ホーム6レーン、トラック用接車レーン7レーン、コンテナ用ホーム2レーンを導入し、ダブル連結トラックにも対応できる構造になっている。
■施設概要
所在地:三重県鈴鹿市山本町3131
敷地面積:3万3958.58m2
延床面積:1万3308.40m2
構造規模:鉄骨造2階建て
有効高さ:1F 6.0m、2F 5.0m
ニッコンHD 決算/3月期の売上高11.5%増、営業利益9.0%増