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森永乳業/原料、包装資材価格や物流費の上昇で価格・内容量変更

2015年01月30日/SCM・経営

森永乳業は1月29日、乳類、飲料、ヨーグルト他の一部商品を、3月9日から順次、価格改定と内容量変更を実施すると発表した。

国内酪農経営が飼料価格の高騰などにより、清算経費が上昇していることから、原料となる各用途向け生乳取引価格を2015年4月度から引き上げることで生産者団体と合意。

さらに、商品の原料である乳原料やコーヒー豆、茶葉などの輸入価格、また、包装資材価格や物流費の上昇および高止まりが続いていることから、価格改定、内容量変更となったもの。

改定内容は、価格改定商品35品が3.2%~8.0%の値上げ、内容量変更商品では、14品が3.6%~11.1%の減量となる。メーカー出荷価格改定商品は6品が約2~4%の値上げとなる。

なお、森永乳業はこれまで製造・物流など、さまざまな自助努力によるコスト削減に取り組んできたが、こうした原材料費等の上昇は、企業努力で吸収するには限界としている。

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