川崎重工業は3月1日、高速パレタイズロボット「CPシリーズ」を発売する。
「CPシリーズ」は、物流工程の箱物、袋物等を対象ワークとするパレタイジング用ロボット。
最大可搬質量180㎏の「CP180L」、300㎏の「CP300L」、500㎏の「CP500L」の3タイプを揃え、従来の「ZDシリーズ」相当機種(ZD130S、ZD250S)と比べて可搬質量をそれぞれ50㎏アップ。
新たに追加した「CP500L」は、従来の「MDシリーズ」相当機種(MD500N)と比べ、本体質量を38%低減している。
また、500㎏までの全ての可搬質量の領域で業界最速の搬送能力を有している。「CPシリーズ」は広い動作範囲と高い搬送能力ならびに豊富なバリエーションにより、あらゆる産業の物流スピードアップに貢献するとしている。
なお、同時に大型汎用ロボット「CXシリーズ」、小型アーク溶接ロボット「BAシリーズ」も発売する。
■主要諸元
CP180L
価格:550万円
最大可搬質量:180㎏
アーム形式:垂直多関節
動作自由度:4軸
位置繰り返し精度:±0.5㎜
本体質量:1600kg
搬送能力:2050サイクル/H
負荷質量:130㎏
CP300L
価格:600万円
最大可搬質量:300㎏
アーム形式:垂直多関節
動作自由度:4軸
位置繰り返し精度:±0.5㎜
本体質量:1600kg
搬送能力:1700サイクル/H
負荷質量:250㎏
CP500L
価格:700万円
最大可搬質量:500㎏
アーム形式:垂直多関節
動作自由度:4軸
位置繰り返し精度:±0.5㎜
本体質量:1650kg
搬送能力:1000サイクル/H
負荷質量:500㎏
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