川崎汽船は3月2日、2019年の創立100周年に向けて企業理念・ビジョンの見直しを行い、新中期経営計画(2015年4月から5年間)を策定した。
新中期経営計画の数値目標は2019年度で売上高1兆5000億円、経常利益850億円、当期利益600億円以上としている。
新企業理念は、「~グローバルに信頼される川崎汽船~海運業を母体とする総合型物流企業グループとして、人々の豊かな暮らしに貢献します」としている。
ビジョンでは、「安全で最適なサービス提供」「公正な事業活動」「変革への飽くなきチャレンジ」「人間性の尊重」の4つを挙げている。
船隊整備計画では、コンテナ船を2014年度末の70隻を2019年度末には61隻に減らし、ドライバルク船を218隻を239隻に増やす。自動車船は96隻から98隻、LNG船は47隻から61隻へ増やす。
投資計画では、2015年度から2019年度にかけて、総額は3300億円。その内、船舶代替投資に1700億円、戦略的拡大投資に1200億円を充てる。