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日本郵船/キャメロンLNGプロジェクトにLNG船2隻を投入

2015年05月14日/国際

日本郵船は5月14日、Diamond Gas Internationalと定期傭船契約基本合意書を締結すると同時に、MI LNG カンパニーと液化天然ガス(LNG)新造船2隻の建造契約を4月30日に締結したと発表した。

新造船2隻は2018年の竣工後、日本郵船が船舶管理の下、米国ルイジアナ州で三菱商事と日本郵船が共同参画する米国キャメロンLNGプロジェクトのLNG輸送に従事する予定。

この船の船型にはLNGの搭載効率を高めつつ、軽量化や空気抵抗軽減を可能にした次世代タイプの「サヤリンゴ」形状を採用する。

上半身部分が下半身部分より膨らんだリンゴ形状のタンクを船隊と一体構造のタンクカバー(さや)で覆っているのが特徴。

また、推進機関には、蒸気タービンとガス炊き可能なエンジンを組み合わせたハイブリッド2軸推進方式STaGE(Steam Turbine and Gas Engines)を採用することで、燃料削減、二酸化炭素(CO2)排出量削減を実現していくとしている。

■LNG船の概要
積載容量:約16万5000立方m
総トン数:約14万6200トン
全長:約293.5m
全幅:48.94m
主機関:STaGE(Steam Turbine and Gas Engines)
航海速力:19.5ノット

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