日本郵便は5月15日、2015年3月期決算を発表し、郵便・物流事業セグメントの売上高は1兆8239億200万円(前年同期比2.6%増)と増収となったが、営業損失103億1900万円(前期は94億5400万円の営業利益)となった。
ゆうメール、ゆうパックの取扱物数の増となっているが、賃金単価の上昇による給与手当の増加しており、営業原価における人件費が1兆1325億3200万円(2.5%増)で前期に比べ279億円、さらに経費が321億円増加した。
経費のうち集配運送委託費が2262億円(12.2%増)と246億円も増え、赤字幅を広げた。