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ロジネットジャパン/札幌証券取引所から「改善報告書」提出求められる

2015年06月03日/SCM・経営

ロジネットジャパンは6月3日、上場有価証券の発行者の会社情報の適時開示等に関する規則第14条第1項第1号の規定に基づき、「改善報告書」を提出するよう求められたと発表した。

札幌証券取引所からのこの措置に対して、真摯に対応していくとしている。

ロジネットジャパンは、2015年3月16日に2013年3月期第3四半期から2015年3月期第2四半期までの過年度の決算短信等について、グループ間取引で不適切な会計処理が行われ、適切なのれんの減損処理が行われなかったことにより、重要な訂正を伴う決算内容を開示した。

この訂正開示により2013年3月期決算短信の訂正は3回目の訂正となり、2013年3月期の連結当期純利益は4億1300万円の黒字から7億1300万円の赤字となった。

また、ロジネットジャパンは2015年3月16日に内部統制に開示すべき重要な不備がある旨を記載した2013年3月期と2014年3月期に係る内部統制報告書の訂正報告書を提出しているにもかかわらず、2015年5月11日に開示し、開示を遅延した。

これは、ロジネットジャパンの適時開示を適切に行うための体制における重大な不備に起因する、不適切な開示であり、同体制について改善の必要性が高いと認められることから、「上場有価証券の発行者の会社情報の適時開示等に関する規則」第14条第1項第1号の規定に基づき、その経緯及び改善措置を記載した報告書の提出を求められたもの。

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