ヨコオは6月8日、LTC用セラミック(LTCC)基板製品の生産拠点の「先端デバイスセンター」内で、既存工場に隣接して建設中だった新工場棟が5月末に完成し、本格稼働したと発表した。
現在、LEDの市場ニーズは拡大の一途をたどっており、従来は液晶テレビや室内照明等の出力の小さい製品向けが中心だったが、今後は4Kテレビ、ヘッドライト等の車載用照明・屋外用照明・殺菌UV用等、より明るさが必要とされる高出力LEDの需要が見込まれている。
ヨコオでは今後の需要拡大に対応するため「LED用LTCC基板」の増産を主目的とした新工場棟の建設を推進してきたもので、投資金額は建屋増設と量産設備を含み約2億円。
■新工場棟と先端デバイスセンターの概要
新建屋面積:500m2
総建屋面積:1500m2(既存工場含む)
総敷地面積:8630m2
所在地:群馬県富岡市七日市1229