三菱ケミカルホールディングスは7月16日、傘下の事業会社のうち三菱化学、三菱樹脂、三菱レイヨンの化学系事業会社3社を1社に統合する前提で、組織再編の詳細な検討に入ることになったと発表した。
三菱化学、三菱樹脂、三菱レイヨンの化学系3社の事業が今後も勝ち残り、発展していくためには、従来の枠組みにとらわれず、3社が持つ事業ユニット、技術プラットフォーム、販売チャネル、重複する組織・機能を再編成・統合することにより、人、技術、情報等の経営資源を最大限に活用して、事業の成長とグローバル展開を加速していくことが必要と判断し、統合を前提とする検討を行うことにしたもの。
今後、詳細検討を進め、本年度中に統合の実施について結論を出す予定。