宮崎県は、日向市の細島港で細島港国際物流ターミナルの供用を開始した。
細島港では、国際コンテナターミナル(10号14号岸壁)で、コンテナ貨物とバルク貨物(石炭、原塩等)を取り扱っており、近年のコンテナ航路の増便・拡充などにより、利用船舶の輻輳(ふくそう)・滞船や貨物の混在など、港湾利用に支障が生じていた。
これらを解消し、効率的な利用や輸送コストの低減を図るために、バルク貨物に対応した国際物流ターミナルを整備したもの。
整備により、コンテナ貨物とバルク貨物の混在解消となり、効率的な荷役が可能となった。バルク貨物専用の大型岸壁(17号岸壁)利用により、低コストで貨物輸送が可能になった。
コンテナヤード(コンテナ貨物)面積が整備前に比べ、1.3倍に拡大、多目的ヤード(バルク貨物)面積が整備前に比べ、2.0倍に拡大した。
バラ貨物用の原木ヤードが2.6ha増加し、2.2倍に拡大した。