丸和運輸機関が8月4日に発表した2016年3月期第1四半期決算は、売上高143億5000万円（前年同期比11.4％増）、営業利益8億8800万円（160.1％増）、経常利益9億500万円（191.1％増）、当期利益6億3800万円（前期は6900万円の当期損失）だった。
物流事業は、「AZ－COM 7PL」（アズコム セブン・パフォーマンス・ロジスティクス／7つの経営支援機能を付加した3PL）戦略に基づく営業活動により、前年度に獲得した食品スーパーマーケットの物流センターに加え、新たに1拠点の物流センターが稼働した。
好天による気温の上昇や訪日外国人観光客によるインバウンド消費に起因し、既存取引先の小売業における物量が増加し、業績に順次寄与した。
利益面では、引き続き現場改善活動に努め、物流センターの効率化・高品質化を推進した。
通期は、売上高570億円（5.5％増）、営業利益32億3000万円（10.4％増）、経常利益32億3000万円（5.4％増）、当期利益20億2000万円（13.6％増）を見込んでいる。
