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NEXCO西日本/兵庫県警に重量超過車両を告発

2015年08月10日/SCM・経営

西日本高速道路(NEXCO西日本)と日本高速道路保有・債務返済機構(高速道路機構)は8月7日、道路法第47条第2項違反者(重量超過車両)について、兵庫県警に告発を行ったと発表した。

6月1日、第二神明道路上り線明石西本線料金所で、道路法第47条第2項に違反して、大型トレーラーを通行させた運転手を同法第104条第1号、その雇用主である運送事業者を同法第107条に該当するものとして、兵庫県警察本部交通部高速道路交通警察隊に告発した。

違反内容は、車両制限令で定められた一般的制限値25トンを大きく超過する車両総重量55.20トンで大型トレーラーを通行させていたことから、極めて悪質であると考えているとしている。

これまでは、違反で重大交通事故を発生させた者や指導にもかかわらず違反を繰り返す常習違反者等を対象に告発をしてきたが、今年1月に国土交通省から、車両総重量が基準の2倍以上の重量超過の悪質違反者に対しては、その違反の事実をもって告発を行う実施方針が打ち出されたことに伴ったもの。

高速道路機構とNEXCO西日本を含む高速道路6会社は、この方針に基づき、高速道路での悪質違反者への厳罰化を図っているところ。この件は、この方針に基づき告発を行ったもの。

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