イオングローバルSCMとイオンリテールは9月1日、香川県坂出市に「イオン四国ロジスティックスセンター」(四国LC)をオープンする。
イオングループの物流センターとしては最大の敷地面積12万m2で、カバーエリアは四国全域。
総合スーパーのイオン、食品スーパーのマルナカ、マックスバリュなどグループ計129店舗への配送を行う。
昨年7月に香川県、坂出市、イオングローバルSCMの3者が施設建設やインフラ整備、地元雇用の確保などについて締結した3社間立地協定書に基づき、準備をすすめてきた。
先行オープンする「低温センター」の延床面積は2万5431m2で、2017年稼働予定の加工食品・衣料品・生活用品などを扱う「常温センター」、総菜・肉・野菜の加工を行う「プロセスセンター」を合わせると8万2645m2となる。
イオンリテールやマルナカなどそれぞれの物流機能を集約することで、コスト削減と新鮮な商品をタイムリーに顧客に届ける。
なお、低温センターでは230名、常温センター・プロセスセンター稼働で370名の雇用を予定しており、雇い主は日立物流。
■イオン四国ロジスティックスセンターの概要
施設所在地:香川県坂出市番の州町18-2
敷地面積:11万9769m2
延床面積:2万5431m2(低温センターのみ)(全てイオングループが使用)
土地所有者:大和ハウス工業
建物所有者:日立キャピタル
業務委託先:日立物流
配送店舗数:四国の総合スーパー「イオン」、食品スーパー「マルナカ」「マックスバリュ」など140店舗
アクセス:JR坂出駅より車で15分 瀬戸中央自動車道坂出インターより車で10分
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