新明和工業は8月18日、脱着ボデートラック「アームロール」の7トン車級新モデルの発売を開始した。
脱着ボデートラックは、一般貨物のほか、廃棄物や農産物を効率的に収集・運搬するため、荷台であるコンテナの脱着機能と、積載物の排出機能を備えた車両。
新モデルでは、構造を軽量化したことで、最大積載量を従来モデルに比べ最大で「200kg」増量でき、クラストップの積載能力を実現した。
また、コンテナにフックを掛ける際、アーム先端部の確認バーが運転席後部窓から確実に目視できる独自の構造を採用したほか、コンテナ引き上げ時の最大地上高を低くすることで、特に屋内での脱着作業性を高め、今まで以上に安心して使用できるようになった。
販売目標は200台(2016年度)、主なユーザーは廃棄物の収集・運搬業者、自治体など。
■主要諸元
適用シャシ:GVW 11~14.5t車級
ホイールベース長:約 3.4m~3.8m
コンテナ脱着時間:約27秒(離脱)
約21秒(装着)
引上時コンテナ角度:約25°~29°
チルト時間:約25秒(上げ)
約19秒(下げ)
チルト角度:50°
作業時全高:コンテナ引上時 約3180mm
チルト時 約4550mm
コンテナ離脱時全長:約10.8m~11.2m