日野自動車は10月1日、「日野レンジャー」に低燃費を追求した新型ダウンサイジングエンジンを搭載し、VSC(車両安定制御システム)を標準装備とした新車型を追加設定して発売する。
追加する新車型は車両総重量14トンクラスの「日野レンジャーFE」で、新型エンジンの搭載と、新型7段トランスミッションの採用により重量車燃費基準+5%の低燃費を達成。
これによりエコカー減税の対象となり取得税が60%、重量税が50%の減税となる。
「日野レンジャーFE」のVSCは先進安全自動車(ASV)技術としての「車両安定制御装置」の技術的要件を満たしており、装着車はASV減税の対象となる。
新たに搭載したA05C型エンジンは、排気量5.1Lのダウンサイジングエンジンで、小排気量でありながら低回転から高トルクを発揮し、十分な動力性能を確保しながら低燃費を実現している。
VSCは、横転や滑りやすい路面でのドリフトアウトやスピンを抑制するために、警報音やエンジンの出力制御、またブレーキを作動させることでドライバーの危険回避操作を支援する。
東京地区希望小売価格は、型式QPG-FE2ALAA、エンジン・トランスミッションがA05C<A5-Ⅰ>184kW(250PS)7速MT、最大積載量8.5tで975万3480(税込)。