LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





DNP/不快な臭いを吸着するフィルムを使用した包材を開発

2015年09月02日/IT・機器

大日本印刷(DNP)は9月2日、各種有機化合物から発生する不快な臭気を持つガス(アウトガス)のうち、アルデヒド系やケトン系の臭気を吸着する「DNPにおい吸着包材(アルデヒド・ケトン用)」を開発したと発表した。

医薬品や医療器具、産業資材、化学薬品などの包材向けに今年9月から量産を開始する。

「DNPにおい吸着包材」は特定の臭いを吸着する材料をフィルムに添加した包材。医薬品を包装してから24時間後には、臭いの成分となるアウトガスがほぼ100%フィルムに吸着され、無臭状態になる。これによりパッケージ開封時の臭いによる不快感を軽減できる。

2019年度までに5億円の売上を目指す。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース