日本特殊陶業は9月10日、100%出資の子会社の韓国 NTK セラミックに新工場を建設すると発表した。
世界戦略として競争力の高い韓国 NTK セラミック製の CBN工具の拡販を計画しているが、現状の生産能力では今後の増加する需要に対応することが難しくなっていた。
新たな土地に新工場を建設し、韓国NTK セラミックの生産能力を増強する。
■新工場の概要
建設予定地:仁川広域市 西区 柳梧洞 1656-3
生産品目:CBN工具、セラミック工具、SSバイト工具等
生産能力:2022年3月期に現状から約2.5倍に増強
(韓国 NTK セラミックの生産数量として)
延床面積:約7200m2
着工予定:2015年10月
完成予定:2016年12月
稼働予定:2017年1月
投資金額:約20億円(土地・建屋・設備)