ロームは9月24日、自動車のステアリングスイッチシステムやエアコンシステム、インパネシステムなどのボディ制御用途で、ECU（Electronic Control Unit）間の通信を行うCXPIトランシーバ（送受信機）IC「BD41000FJ-C」を開発した。
＜IC「BD41000FJ-C」＞
「BD41000FJ-C」は、自動車技術会が進める日本自動車技術会規格の次世代車載通信規格CXPIに業界で初めて準拠するトランシーバIC。
＜自動車ワイヤーハーネスのイメージ＞
自動車のボディ制御用途にECU間で多重通信を行い、ワイヤーハーネスを削減、軽量化し、低消費電力かつ高信頼のCXPI通信を実現する。
＜次世代通信CPX規格の利点＞
来年2月よりサンプル出荷（500円/個：税抜）を開始し、来年5月より月産20万個の体制で量産を開始する。
