花王は9月24日、新たに設立する持株会社の傘下にグループの国内販売等子会社3社を来年1月1日に統合すると発表した。
対象は、花王カスタマーマーケティング、カネボウ化粧品販売、花王フィールドマーケティングで、グループの総合力を発揮することで、より高いレベルで商品・サービスを提供するため、販売機能の一体運営をさらに進め、化粧品事業の強化を目指す。
持株会社体制に移行後、販売3社の戦略推進・経営管理業務等の本社機能を担う予定で、販売3社は、持株会社の傘下で、現場を軸にしたブランド専門力と店頭展開力をより一層磨いていくという。
なお、花王とカネボウ化粧品の問において実施している品質保証・研究・生産等の一体運営を販売の領域でも進める。