LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





日通総研/倉庫作業分析ツールのリリースセミナー

2015年09月30日/物流施設

日通総研は9月29日、スマートフォンとWebを使った倉庫作業分析ツール「ろじたん」の10月1日リリースに先立ち、9月16日に「ろじたんリリースセミナー ~物流倉庫の作業分析からコスト削減の糸口を掴む!~」を開催したと発表した。

<日通総研コンサルタントの講義の様子>
20150930nittsus - 日通総研/倉庫作業分析ツールのリリースセミナー

来場者は43名で、前半の講義内容、後半の「ろじたん」紹介ともに、高い評価を得たという。

質疑応答では、「低温倉庫環境下にも耐えられるものか」「海外の倉庫でも利用できるか」「取得データの精度はどの程度か」など、物流現場の実情への適応性についての質問が多くあがっていた。

前半では、実践的な側面から物流現場の活動基準原価計算(ABC:Activity Based Costing)を考えてみる「正しいコストを把握しよう!」と、物流センターの生産性KPIを中心に解説した「KPIの必要性」の2つの講義を実施。日通総研のコンサルタントが、作業を数値で把握することの重要性について解説した。

後半では、庫内作業を行いながら、定期的にスマートフォンのアプリの画面をタップするだけで、スタッフ一人ひとりの作業時間を記録・計測することができる、倉庫作業分析ツール「ろじたん」を紹介。

倉庫でのデータ化の課題と現状、そしてそれらを解決する「ろじたん」のコンセプトと概要、活用事例、さらに今後の「ろじたん」の挑戦について説明した。

最後にデモンストレーションの時間を設け、参加者全員にスマートフォンを配り、実際に「ろじたん」アプリを操作してもらうことで、操作の容易性を実感した。

なお、「ろじたん」で提供するソリューションは、簡単に・スグに・低コストで倉庫作業の時間を計測・分析することだが、日通総研では「ロジスティクスを探究(たんきゅう)する」というコンセプトの通り、これからも物流現場の改善革新活動をサポートするために、新たな機能の探究に注力していく、としている。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース