LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





GLP/兵庫県西宮市に延床11万m2の大型物流施設竣工

2015年10月06日/生産

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は10月6日、兵庫県西宮市に建設を進めてきた「GLP鳴尾浜」を竣工したと発表した。

<外観>
20151006glp 500x249 - GLP/兵庫県西宮市に延床11万m2の大型物流施設竣工

昨年8月に兵庫県西宮市の臨海産業団地内に着工した延床面積11万1070m2の5階建てマルチテナント型先進的物流施設。

阪神高速道路5号湾岸線の鳴尾浜ICから1km以内という物流適地にあり、阪神甲子園駅・JR甲子園駅から定期バスの運行もある。

交通の至便性に加え、周辺には武庫川団地があり、人口が集積していることから物流施設の運営上、重要な条件である労働力確保についても良好な環境。

免震構造やバックアップ電源、地下水供給設備など、有事の際の入居企業の事業継続性を確保する数々の装備を採用している。

市の洪水・津波ハザードマップには該当しない立地だが、開発による盛土と高床バースにより合計で高さを2.6m上げることにより、予測最高浸水(1m)を十分カバーしている。

プレキャストコンクリートの採用など環境に配慮した最先端の技術を駆使し、全館LED照明を採用することでCO2排出量および消費電力約45%減(一般蛍光灯比)を可能とし、米国グリーンビルディング協会からLEEDゴールドの予備認証も取得済み。

働く人々の就労環境向上の観点から、5階の共用スペースには、売店や設備を充実させたカフェテリアを設置し、快適な環境を提供する。

なお、関西地域での大型で高機能な物流施設への需要は依然として旺盛で、ロジスティクスサービス大手のヤマトロジスティクス、総合物流企業のトライネット・ロジスティクス、定温食品物流の福岡運輸、電子部品の総合物流会社のアルプス物流など合計5社がGLP鳴尾浜への入居を決定しており、賃貸面積の約70%が契約済みとなっている。

■施設概要
施設名称:GLP鳴尾浜
所在地:兵庫県西宮市鳴尾浜1-20
敷地面積:4万7841m2
延床面積:11万1070m2
着工:2014年8月
竣工:2015年9月

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース